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スタディング 簿記論 財務諸表論

スタディング簿記論のデメリットと対策【合格者の実体験】

スタディング簿記論のデメリットと対策を合格者が実体験ベースで解説

※この記事は、スタディングで簿記論・財務諸表論に同時合格した私の実体験をベースに書いています。

スタディングは価格の安さから人気のある通信講座ですが、

・「スタディングだけで簿記論に合格できるのか」
・「問題演習量は足りるのか」

と不安に感じている方も多いと思います。

私自身、スタディングを使用して

簿記論・財務諸表論

に同時合格しましたが、実際に使用してみて感じたデメリットもいくつかありました。

しかし、それらのデメリットは適切に対策することで十分にカバー可能です。

この記事では、スタディングで簿記論に合格した実体験をもとに、

・スタディング簿記論のデメリット
・その具体的な対策方法
・スタディングは本当に合格可能なのか

について解説します。

この記事の結論を先に言うと、スタディング簿記論は「問題集・模試の併用」で十分合格を狙えます。

私自身も無料講義を確認してから受講を決めました。

なお、これから簿記論と財務諸表論の両方を受験する予定の方には、簿財2科目セット(アドバンス)がおすすめです。

スタディング簿記論のデメリット

問題演習量が不足している

スタディング簿記論のデメリットとして、問題演習量が不足している点が挙げられます。

講義と演習問題は非常に分かりやすく、基礎力を身につけるには十分な内容ですが、講座を一周し、演習問題を二周ほどした段階で、問題のバリエーションがやや少ないと感じるようになりました。

特に、本試験レベルの総合問題や初見形式の問題については、市販の問題集や大手予備校の教材と比較すると演習量が少なく、本試験への対応力という点ではやや不安が残る部分がありました。

簿記論の本試験では、単に論点を理解しているだけでなく、さまざまな形式の問題に対応できる力が求められます。

そのため、問題のバリエーションに多く触れることが非常に重要になります。

この不足を補うために、私は以下の問題集と模試を追加で使用しました。

・TAC 簿記論 個別計算問題集
・TAC 簿記論 総合計算問題集 基礎編
・TAC 簿記論 総合計算問題集 応用編
・大原 2024年 直前対策模試など(計十数回分)

特に、大原の模試は十数回分をそれぞれ4回程度繰り返し解きました。

これらの問題集や模試を通じて、スタディングだけでは触れることができなかった多様な形式の問題に対応する力が身につき、各論点への理解も大きく深まりました。

結果として、本試験でも初見形式の問題に落ち着いて対応できるようになり、問題演習量を補ったことが合格に大きく貢献したと感じています。

初見問題への対応力が付きにくい

スタディング簿記論のもう一つのデメリットとして、初見形式の問題への対応力が付きにくい点が挙げられます。

スタディングの問題は基礎をメインに構成されており、論点理解には非常に効果的です。

しかし、本試験では過去に出題されたことのない形式の問題が出ることもあり、

そのような問題への対応力は追加の演習を通じて身につける必要があると感じました。

実際に私が受験した本試験の第三問では、これまでの過去問とは異なる形式の問題が出題されました。

通常は、決算整理前残高試算表から決算整理事項を仕訳し、決算整理後残高試算表を作成する問題が多いのですが、

このときは二期分の閉鎖残高が与えられ、当期の損益勘定を作成するという形式でした。

過去の問題集や模試でも見たことがない形式だったため、最初は何を問われているのか理解することすらできず、数分間手が止まってしまいました。

しかし、落ち着いて問題を分析し、キャッシュ・フロー計算書の問題と同様に各勘定の増減を分析することで、解答の方針を立てることができました。

この経験から、本試験では単に問題の解き方を覚えるだけでなく、勘定の動きを本質的に理解しているかどうかが重要であると強く感じました。

スタディングで基礎力を身につけたうえで、市販の問題集や模試を通じてさまざまな形式の問題に触れていたことが、初見問題への対応力を高めるうえで大きく役立ったと感じています。


講座のリリースが遅い

スタディングは講座のリリースが遅く、最後のリリースは3~4月となっています。

4月以降に問題演習を繰り返し行うための十分な時間を確保する必要があります。

とはいえ、受験生であれば追い込みが必要な時期になりますので大きなデメリットではないと思います。

スタディング簿記論のデメリットは致命的ではない理由

スタディング簿記論にはいくつかのデメリットがありますが、致命的な欠点ではありません。

実際に、問題集や模試を追加することで、本試験に対応できる実力を十分に身につけることができました。

スタディングは基礎力を効率よく身につけることができる講座であり、不足している部分は追加の問題演習で補うことで、合格レベルに到達することが可能です。

スタディング簿記論のデメリットの対策方法

問題集を追加することで本試験対応力を身につけることができる

スタディング+追加教材で対策するなら、優先順位はこの順です。

・① 総合計算(TAC 総合計算問題集 基礎→応用)
・② 本試験形式(大原 直前対策模試)
・③ 個別計算(TAC 個別計算問題集)

スタディング簿記論の問題演習量の不足というデメリットは、市販の問題集を追加することで十分に対策することができます。

私自身、スタディングの演習問題を一通り解いた後に、TACの問題集と大原の模試を追加で使用しました。

まず、TACの簿記論 個別計算問題集を使用することで、スタディングでは扱われていなかった多様なパターンの問題に触れることができました。

この問題集は初見の形式の問題が多く、繰り返し解くことで各論点の根本的な理解を深めることができました。

単に解き方を覚えるのではなく、勘定の動きや処理の本質を理解することができるようになったことで、初見問題への対応力も大きく向上したと感じています。

また、TACの簿記論 総合計算問題集についても非常に有効でした。

基礎編ですら、最初は制限時間内に解き終えることができず、本試験レベルの問題の難易度を実感しました。

しかし、基礎編を二周、応用編を二周と繰り返し解くことで、徐々に解答スピードと正確性が向上し、最終的には制限時間前後で解けるようになりました。

総合問題への対応力は、簿記論合格において非常に重要な要素であり、この問題集を通じて本試験に必要な実力を身につけることができたと感じています。

さらに、大原の直前対策模試も非常に効果的でした。

これらの模試は問題集よりもさらに難易度が高く、本試験を意識した構成になっており、より実戦的な演習を行うことができます。

特に、連結会計やキャッシュ・フロー計算書、製造業会計など、受験生が苦手としやすい分野の問題が多く含まれており、弱点を補強するうえで非常に役立ちました。

これらの問題集と模試を併用することで、スタディングだけでは不足していた問題演習量を十分に補うことができ、本試験に対応できる実力を身につけることができました。

結論:スタディング簿記論は対策すれば十分合格可能

スタディング簿記論は、大手予備校と比較すると問題演習量がやや少ないというデメリットがあります。

しかし、市販の問題集や模試を併用することで、そのデメリットは十分にカバー可能です。

実際に私自身、スタディングを中心に学習し、TACの問題集や大原の模試を追加することで、簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。

スタディングは価格が安く、講義の質も高いため、適切に対策を行えば非常にコストパフォーマンスの高い講座だと感じています。

これから簿記論の受験を考えている方にとって、スタディングは有力な選択肢の一つになると思います。

スタディング中心で同時合格した勉強法の全体像は、こちらでまとめています。

スタディングの問題は基礎力を身につけるのに最適だった

ここまでスタディングの問題演習量のデメリットについて説明してきましたが、スタディングの問題が不十分というわけではありません。

実際に使用して感じたのは、スタディングの問題は基礎力を身につけるうえで非常に優れているという点です。

各論点について、基本的な処理から応用まで段階的に学習できる構成になっており、簿記論の土台となる力を効率よく身につけることができました。

特に、講義と問題演習が連動しているため、講義で学んだ内容をすぐに問題で確認することができ、理解の定着に非常に効果的でした。

また、問題の解説も丁寧で、なぜその処理になるのかを理解しながら学習を進めることができました。

そのため、市販の問題集や模試に取り組んだ際にも、基礎がしっかり身についていたことで、応用問題への理解もスムーズに進んだと感じています。

スタディングだけで本試験レベルの対応力を完全に身につけることは難しい部分もありますが、基礎力を身につけるという点では非常に優れた講座だと感じました。

そのため、スタディングで基礎を固め、市販の問題集や模試で応用力を補うという学習方法は、非常に効率的な学習方法だと考えています。

スタディングはコストパフォーマンスが非常に高い講座だった

スタディングの大きなメリットの一つは、価格の安さです。

大手予備校の場合、簿記論の講座だけでも数十万円かかることがありますが、スタディングはそれと比較して大幅に安い価格で受講することができます。

私自身、最初から税理士試験を本格的に目指すかどうか迷っていたため、まずはスタディングから始めることにしました。

結果として、スタディングで基礎力を身につけ、市販の問題集と模試を追加することで、十分に合格レベルの実力を身につけることができました。

問題集や模試を追加で購入したとしても、大手予備校と比較すると費用は大幅に抑えることができます。

税理士試験は長期間にわたる試験であり、複数科目の受験が必要になるため、費用面も重要な要素になります。

その点で、スタディングは費用を抑えながら合格を目指すことができる、非常にコストパフォーマンスの高い講座だと感じました。


簿財2科目セットは「アドバンス」がおすすめな理由

スタディングの簿財2科目セットには、「ミニマム」「アドバンス」「フル」の3つのプランがありますが、合格を目指すのであればアドバンスを選ぶのがおすすめです。

理由は、合格に必要な演習量を確保するうえで重要な「直前対策模試」が含まれているためです。

ミニマムプランには直前対策模試が含まれていないため、問題演習量が不足しやすくなります。
簿記論は問題演習の量がそのまま得点力に直結するため、模試は必須といえます。

一方で、フルパックには冊子版のテキストや問題集、Q&Aチケットの追加などが含まれていますが、これらは必ずしも必要とは限りません。

スタディングはオンライン上で問題演習と復習が完結するため、冊子教材の必要性は高くなく、Q&Aチケットも基本的な学習を進めるうえでは十分な枚数がアドバンスプランに含まれています。

つまり、

  • ミニマム:模試がなく演習量が不足しやすい
  • フル:冊子教材や追加サポートが中心で費用が高い
  • アドバンス:模試が含まれ、費用と内容のバランスが最も良い

という違いがあります。

合格に必要な演習量を確保しつつ、費用も抑えられるため、簿財2科目セットはアドバンスを選ぶのが最もコスパの良い選択です。

スタディングだけで簿記論に合格することは可能か

ここまでスタディング簿記論のデメリットと対策について解説してきましたが、結局のところ「スタディングだけで簿記論に合格できるのか」が最も気になる点だと思います。

結論から言うと、スタディングだけでも合格は不可能ではないと思います。

実際にスタディングの講義は非常に分かりやすく、各論点の基礎をしっかりと理解できる構成になっています。

私自身も、講義と基本的な問題演習を通じて、簿記論の基礎力を十分に身につけることができました。

しかし、本試験で合格するためには、基礎力に加えて、さまざまな形式の問題に対応できる応用力も必要になります。

そのため、スタディングの講義と問題演習で基礎を固めたうえで、市販の問題集や模試を追加して演習量を増やすことが、合格への最短ルートだと感じました。

実際に私の場合も、スタディングを中心に学習し、不足していると感じた部分をTACの問題集や大原の模試で補うことで、本試験レベルの対応力を身につけることができました。

結果として、スタディングを軸にした学習で簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。

大手予備校と比較すると問題演習量は少ないものの、スタディングは講義の質が高く、基礎力を効率よく身につけることができます。

そのため、適切に問題集や模試を併用すれば、スタディングでも十分に合格を目指すことができる講座だと感じています。

スタディング中心で簿記論・財務諸表論に同時合格した具体的な勉強法と体験談は、以下の記事で詳しく解説しています。

スタディングがおすすめな人・おすすめできない人

実際にスタディングを使用して感じたのは、スタディングは人によって向き不向きがはっきり分かれる講座だということです。

まず、スタディングがおすすめな人は、自分で学習計画を立てて継続できる人です。

スタディングは通信講座であるため、通学講座のように強制力がありません。

そのため、自分でスケジュールを管理し、継続して学習できる人であれば、非常に効率よく学習を進めることができます。

また、費用を抑えて合格を目指したい人にもおすすめです。

大手予備校と比較して費用が大幅に安いため、問題集や模試を追加で購入したとしても、トータルの費用を抑えることができます。

一方で、勉強仲間がいないとモチベーションを維持できない人や、強制力がないと勉強を継続できない人には、あまり向いていない可能性があります。

通信講座は自由度が高い反面、自分自身で学習を継続する力が求められます。

そのため、自分の学習スタイルに合っているかどうかを考えたうえで、講座を選ぶことが重要だと思います。

スタディングとTAC・大原の違い

スタディングを検討している方の中には、「TACや大原と比べて本当に大丈夫なのか」と不安に感じている方も多いと思います。

私自身も、講座を選ぶ際にTACや大原の利用を検討しました。

TACや大原は長年の実績があり、問題演習量も豊富で、本試験への対応力を身につけるという点では非常に優れた講座だと思います。

一方で、費用が高額であることや、通学講座の場合はスケジュールが固定されていることなどがネックになる場合もあります。

スタディングは通信講座であるため、自分のペースで学習を進めることができ、費用も大幅に抑えることができます。

講義の分かりやすさという点では、スタディングもTACや大原に劣らないと感じました。

実際にスタディングの講義を通じて、簿記論の基礎から応用まで体系的に理解することができました。

問題演習量についてはTACや大原の方が多いものの、スタディングで基礎を固めたうえで、市販の問題集や模試を追加することで、その差は十分に埋めることができます。

費用を抑えながら合格を目指したい方にとって、スタディングは非常に有力な選択肢になると感じました。

実際にスタディングを使用して感じた率直な感想

私がスタディングを使用して最も良かったと感じたのは、講義の分かりやすさです。

各論点について、なぜその処理になるのかを丁寧に解説しているため、単なる暗記ではなく、理解をベースに学習を進めることができました。

そのため、市販の問題集や模試に取り組んだ際にも、応用問題への対応がしやすくなったと感じています。

また、通信講座であるため、時間や場所を選ばずに学習できる点も大きなメリットでした。

仕事をしながらの学習でしたが、自分のペースで講義を進めることができたため、無理なく学習を継続することができました。

一方で、通信講座であるため、学習の進捗管理はすべて自分自身で行う必要があります。

通学講座のような強制力がないため、自分で計画を立てて学習を進めることが重要になります。

その点はデメリットでもありますが、自分のペースで学習したい方にとっては大きなメリットになると感じました。

スタディングで簿記論に合格するために重要だと感じたこと

スタディングで簿記論に合格するために最も重要だと感じたのは、基礎を徹底的に理解することです。

簿記論の本試験では、単純な問題だけでなく、初見形式の問題や応用問題も出題されます。

そのような問題に対応するためには、各論点の本質を理解していることが重要になります。

スタディングの講義は基礎を重視した構成になっているため、各論点の理解を深めるうえで非常に効果的でした。

そのうえで、市販の問題集や模試を活用して問題演習量を増やすことで、本試験への対応力を身につけることができました。

基礎力と応用力の両方をバランスよく身につけることが、簿記論合格のために重要だと感じました。

スタディングは無料講義を見てから判断できるので、まずは講義の分かりやすさを確認してみるのがおすすめです。

なお、これから簿記論と財務諸表論の両方を受験する予定の方には、簿財2科目セット(アドバンス)がおすすめです。

これから税理士試験を目指す方や、予備校選びで迷っている方にとって、スタディングは有力な選択肢の一つになると思います。

私が最終的にスタディングを選んだ理由は、以下の記事で詳しく解説しています。

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