スタディング簿記論は価格の安さやスマホ学習の手軽さから人気のある通信講座ですが、
・スタディングだけで本当に合格できるのか
・問題演習量は足りるのか
・独学に近い形式で不利にならないのか
と不安に感じている方も多いと思います。
私自身、スタディングを使用して簿記論・財務諸表論に同時合格しましたが、結論から言うと、スタディングでも簿記論に十分合格可能です。
ただし、講座を受けるだけでは不十分で、合格するためには適切な勉強法が必要です。
この記事では、スタディングで簿記論に合格した実体験をもとに、
・スタディングで簿記論に合格できるのか
・実際の勉強時間とスケジュール
・合格できた具体的な勉強法
・スタディングで合格する人の特徴
を解説します。
これからスタディングで簿記論を受験する方は、ぜひ参考にしてください。
私自身、スタディングを使用して簿記論・財務諸表論に初受験で同時合格することができました。
スタディングは無料で講義を体験できます。自分に合うか確認してから受講できるので安心です。
スタディングでも簿記論に十分合格できる
結論から言うと、スタディングだけでも簿記論に合格することは十分可能です。
私自身、
・スタディングをメイン講座として使用
・簿記論・財務諸表論に同時合格
することができました。
実際に使用してみて感じたのは、スタディングは
・講義の質が高い
・重要論点が適切に整理されている
・スマホでいつでも学習できる
という点で、簿記論の合格に必要なインプットは十分にカバーできる講座です。
一方で、問題演習量などに不安を感じる方もいると思いますが、適切な勉強法を実践すれば問題ありません。
スタディングで簿財に同時合格した体験談については、以下の記事で詳しく解説しています。
スタディングだけで簿記論に合格できるのか?
スタディングは簿記論に合格できる十分な内容を備えています。
実際に私は、
・講義:スタディング
・問題演習:スタディング+TAC問題集
・実戦演習:過去問・前年度の模試
という構成で合格しました。
スタディングはインプット教材として非常に優れており、講義内容だけでも理解は十分可能です。
問題演習を組み合わせることで、合格レベルに到達できます。
私がスタディングを選んだ理由:価格の安さと通学不要だったこと
私がスタディングを選んだ最大の理由は、
・他の予備校と比べて価格が圧倒的に安かったこと
・通学が不要で、無理なく継続できると感じたこと
の2つです。
税理士試験の大手予備校(TACや大原)の講座は、簿財のパックで25万円〜30万円程度かかります。
一方で、スタディングはその半額以下で受講できるため、費用面のハードルが大きく下がります。
通学講座は続かないと思い、通信講座を選択した
私は仕事をしながらの受験だったため、通学講座を継続するのは難しいと感じていました。
・毎週決まった時間に通学する必要がある
・移動時間がかかる
・仕事が忙しいと通えなくなる
といった点を考えると、途中で通えなくなる可能性が高いと感じました。
その点、スタディングはスマホでいつでも学習できるため、
・通勤時間
・帰宅後の空き時間
・休日
など、自分の生活スタイルに合わせて学習を進めることができました。
結果として、無理なく学習を継続することができ、合格につながりました。
スタディングは社会人にとって最も現実的な選択肢
実際に使用して感じたのは、スタディングは
・価格が安く始めやすい
・通学不要で継続しやすい
・講義・問題ともに合格に十分な内容
という点で、社会人受験生にとって非常に優れた講座だということです。
私自身、スタディングをメインに学習し、簿記論・財務諸表論に初受験で同時合格することができました。
費用や学習環境の面で不安がある方には、特におすすめできる講座です。
簿財2科目セットは「アドバンス」がおすすめな理由
スタディングの簿財2科目セットには、「ミニマム」「アドバンス」「フル」の3つのプランがありますが、合格を目指すのであればアドバンスを選ぶのがおすすめです。
理由は、合格に必要な演習量を確保するうえで重要な「直前対策模試」が含まれているためです。
ミニマムプランには直前対策模試が含まれていないため、問題演習量が不足しやすくなります。
簿記論は問題演習の量がそのまま得点力に直結するため、模試は必須といえます。
一方で、フルパックには冊子版のテキストや問題集、Q&Aチケットの追加などが含まれていますが、これらは必ずしも必要とは限りません。
スタディングはオンライン上で問題演習と復習が完結するため、冊子教材の必要性は高くなく、Q&Aチケットも基本的な学習を進めるうえでは十分な枚数がアドバンスプランに含まれています。
つまり、
- ミニマム:模試がなく演習量が不足しやすい
- フル:冊子教材や追加サポートが中心で費用が高い
- アドバンス:模試が含まれ、費用と内容のバランスが最も良い
という違いがあります。
合格に必要な演習量を確保しつつ、費用も抑えられるため、簿財2科目セットはアドバンスを選ぶのが最もコスパの良い選択です。
日商簿記2級合格からスタディングで学習開始し、初受験で同時合格
私は2024年3月に日商簿記2級に合格し、その日にスタディング簿記論・財務諸表論講座に申し込みました。
簿記2級の知識がある状態からスタートし、スタディングをメイン教材として学習を進めた結果、簿記論・財務諸表論に初受験で同時合格することができました。
税理士試験は難関資格であり、複数回の受験を前提とする方も多い試験ですが、適切な勉強法を実践すれば、初受験でも十分に合格可能です。

簿記2級は必須ではないが、あると理解はスムーズ
なお、税理士試験の簿記論・財務諸表論の学習を始めるにあたり、簿記2級を取得しておくべきか迷う方も多いと思います。
結論として、簿記2級は必須ではありません。スタディングの講義は簿記入門講座があり初学者でも理解できる構成になっているため、簿記2級を取得せずに直接学習を開始し、合格を目指すことも十分可能です。
一方で、簿記2級の知識があると仕訳や計算の理解がスムーズになる場面もあるため、不安がある方は事前に学習しておくのも有効です。
簿記2級の必要性については、実体験をもとにこちらで詳しく解説しています。
スタディングで特に役に立ったのは「本試験良問ベースの問題」
スタディングの機能の中でも、特に役に立ったのは、講師選りすぐりの本試験の良問をベースにしたセレクト過去問演習です。
これらの問題は、
・本試験の過去問から重要な問題を厳選している
・現在の会計基準に合わせて修正されている
という特徴があり、本試験対策として非常に効果的でした。
実際に、他の問題集では見たことのない形式の問題もあり、初見問題への対応力を身につけることができました。
簿記論は初見問題への対応力が合否を分ける試験であるため、このような問題演習は非常に重要です。
スタディングの評判やメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
講義後にブランクがあっても、問題演習で十分に取り戻せる
私は講義を一通り終えた後、出張や転職の影響で約半年のブランクがありました。
そのため、結果的に講義を2周することになりましたが、通常であれば講義は1周で十分だと感じています。
それよりも重要なのは、
・問題演習を繰り返すこと
・総合問題に早めに取り組むこと
です。
簿記論は講義を何度も見るよりも、問題演習を繰り返す方が圧倒的に実力が伸びます。
私の勉強期間と勉強時間
勉強期間:実質約11カ月
私の勉強期間は約18か月ですが、転職などの影響で勉強できない時期もあり、実質的な勉強期間は約11か月程度でした。
本格的に勉強を開始してからは、約11か月で合格レベルに到達しています。
総勉強時間:約1200時間(簿財合計)
日商簿記2級合格後から、簿記論・財務諸表論合わせて約1200時間勉強しました。
ただし、転職によるブランクで半年ほど勉強ができずに講義を2周することになったため、
効率よく学習すれば900時間程度でも十分合格可能な範囲だと感じています。
時期ごとの勉強時間
それ以前(〜2月頃)
・1日:1.5〜3時間程度
この時期は主に講義の視聴と基礎問題の演習を行っていました。
無理のない範囲で継続することを重視していました。
応用期(3月〜4月まで)
この期間にはモンハンワイルズにハマり、勉強時間が減ってしまいました。
この時期は1日1.5時間程度しか勉強しておらず、もったいない時間を過ごしました。
途中で勉強時間が減った時期があっても、総合問題中心の学習に切り替えることで十分に合格レベルまで到達できます。
直前期(4月〜試験まで)
・平日:約5時間
・休日:約10時間
直前期は演習中心の勉強に切り替え、大幅に勉強時間を増やしました。
実際の1日の勉強スケジュール(直前期)
直前期は以下のようなスケジュールで勉強していました。
・17:00 帰宅
・18:00 夕食
・18:00〜20:00 本試験形式の問題を解く(2時間)
・20:00〜 入浴
・20:30〜22:00 採点・復習
・22:00〜24:00 理論暗記
このように、
・演習
・復習
・理論暗記
を毎日繰り返すことで、確実に実力を伸ばしていきました。
合格できた最大の理由は「苦手論点を徹底的に潰したこと」
私が合格できた最大の理由は、苦手論点を避けずに何度も解いたことです。
具体的には、
・連結会計
・製造業会計
・本支店会計
・キャッシュ・フロー計算書
など、受験生が苦手とすることが多い論点を重点的に演習しました。
これらの論点は難易度が高く、苦手なまま放置する受験生も多いですが、逆に言えば、ここを得点源にできれば大きな差をつけることができます。
構造論点を繰り返すことで「本質理解」ができるようになる
上記の論点を何度も解くことで、単に問題が解けるようになるだけでなく、
・簿記の仕組みそのものへの理解が深まる
・初見問題でも本質を見抜けるようになる
ようになりました。
簿記論は暗記だけでは対応できない試験です。
本質を理解しているかどうかが、合否を分ける大きなポイントになります。
4月以降は演習中心に切り替えた
4月まではインプット中心でしたが、4月以降はアウトプット中心に切り替えました。
具体的には、
・本試験形式の問題を毎日解く
・制限時間2時間で解く
・必ず復習する
という勉強を繰り返しました。
簿記論は時間との戦いでもあるため、本試験形式の演習は非常に重要です。
スタディングで合格するために重要な勉強法
スタディングで合格するために、特に重要だと感じたポイントは以下の3つです。
① 講義を見ただけで満足しない
講義はあくまで理解のための手段です。
合格するためには、
・問題を解く
・復習する
・繰り返す
というアウトプットが不可欠です。
② 苦手論点を避けない
苦手論点を避けると、本試験で致命的な失点につながります。
苦手論点こそ重点的に演習することで、大きな得点源になります。
③ 本試験形式の演習を繰り返す
簿記論は時間配分が非常に重要です。
そのため、
・制限時間を守る
・本番と同じ形式で解く
という演習を繰り返すことが重要です。
使用した教材一覧(スタディング+TAC問題集+大原模試)
私が実際に使用した教材は以下の通りです。
メイン教材
・スタディング簿記論
問題演習用
簿記論 個別問題計算集
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簿記論 総合計算問題集 基礎編
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簿記論 総合計算問題集 応用編
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模試
・大原 簿記論 模試(2024年)
講義のインプットはすべてスタディングを使用し、問題演習は主にTACの問題集で補強しました。
市販問題集の使用時期や具体的な回し方については、以下の記事で詳しく解説しています。
大原の模試についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
TAC総合問題集を解き始めたとき、自分の実力不足を痛感した
スタディングの講義を一通り終えた後、TACの総合問題集に取り組み始めました。
しかし、最初は
・時間内に終わらない
・基礎編ですら30点程度
という状態で、今までの勉強が無駄だったのではないかと感じるほどでした。
講義を理解しているつもりでも、実際に問題を解く力が全く足りていないことを、この時初めて自覚しました。
しかし、この「できなさ」を自覚できたことが、結果的に合格につながったと感じています。
ここから総合問題中心の勉強に切り替えたことで、実戦力が大きく伸びました。
なぜ外部の問題集を追加したのか
スタディングだけでも合格は可能ですが、問題演習量を増やすために外部の問題集を追加しました。
特に簿記論はアウトプットが非常に重要な試験であり、様々な形式の問題に触れることで対応力が大きく向上します。
外部の問題集は本試験に近い形式の問題が多く、実戦力を高めるのに非常に効果的でした。
外部問題集の使い方
私が特に重視したのは、以下の使い方です。
・1回解いて終わりにしない
・間違えた問題を何度も解き直す
・苦手論点は特に繰り返す
特に、
・連結会計
・製造業会計
・本支店会計
・キャッシュ・フロー計算書
などの論点は、複数回解き直しました。
その結果、苦手論点が得点源になり、本試験でも安定して得点できるようになりました。
大原の模試を解いたことで本試験への対応力が上がった
本試験に近い環境で演習するために、大原の模試も解きました。
模試は本試験レベルの問題に触れることができるため、
・時間配分の練習
・本試験レベルの難易度への慣れ
に非常に効果的です。
模試の結果に一喜一憂する必要はありませんが、本試験形式の問題を経験しておくことは非常に重要です。
問題演習を繰り返すことで、本質的な理解が身についた
総合問題を繰り返し解く中で、単なる解き方の暗記ではなく、簿記の仕組みそのものへの理解が深まりました。
特に、
・連結会計
・製造業会計
・本支店会計
・キャッシュ・フロー計算書
などの論点を重点的に演習することで、初見の問題でも本質を見抜けるようになりました。
簿記論は問題パターンの暗記だけでは対応できない試験ですが、本質的な理解があれば、初見問題にも対応できるようになります。
実力の確認は模試ではなく過去問で行った
私は予備校の模試は受験せず、過去の本試験問題を使用して実力を確認しました。
過去の本試験問題を初見で解き、
・合格ラインに対してどの程度得点できるか
・どの論点が弱いのか
を確認することで、自分の実力を客観的に把握しました。
模試は必須ではありませんが、本試験レベルの問題を解く経験は非常に重要です。
既に直近5年以上の過去の本試験問題を解いている場合は腕試し程度に受けてもよいと思います。
講義は1周で十分。ただし問題演習は繰り返すことが重要
私は途中で約半年のブランクがあったため、結果的に講義を2周しました。
しかし、通常であれば講義は1周で十分だと感じています。
それよりも重要なのは、
・問題演習を繰り返すこと
・総合問題に早めに取り組むこと
です。
簿記論は講義を何度も見るよりも、問題演習を繰り返す方が大きく実力が伸びます。
試験直後は手応えがあったが、合格発表までは不安だった
試験直後は手応えがあり、「合格できたかもしれない」と感じました。
しかし、自己採点では合格ラインぎりぎりだったため、合格発表までは強い不安がありました。
合格率も低かったため不安はありましたが、合格発表で自分の受験番号を確認したときは、本当に安心しました。
結論:スタディングを軸に、問題演習を強化することで合格できた
私の場合、
・インプット:スタディング
・アウトプット:TAC問題集
・実戦演習:大原模試
という構成で学習しました。
スタディングはインプット教材として非常に優れており、そこに十分な問題演習を組み合わせることで、合格レベルに到達することができました。
試験前日と当日の過ごし方
試験前日は試験会場近くに前泊し、ほとんど勉強せずに過ごしました。
無理に勉強するよりも、体調と集中力を整えることを優先しました。
当日は初受験でしたが、不思議と緊張せず、落ち着いて試験に臨むことができました。
ただし、普段使用していたタイマーを忘れるというミスがあったため、試験当日の持ち物は事前に確認しておくことをおすすめします。
スタディングはこのような人におすすめ
スタディングは特に以下のような方におすすめです。
・費用を抑えたい方
・通勤時間などのスキマ時間を活用したい方
・自分で勉強を進められる方
一方で、強制力が弱いため、完全に受け身の学習では合格は難しいと感じました。
スタディングのデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
スタディングは無料で講義を体験できるため、自分に合うかどうかを事前に確認できます。
なお、これから簿記論と財務諸表論の両方を受験する予定の方には、簿財2科目セット(アドバンス)がおすすめです。
まとめ:スタディングでも正しい勉強法を実践すれば合格できる
スタディングでも、正しい勉強法を実践すれば簿記論に十分合格可能です。
私自身、
・スタディングをメイン講座として使用し
・苦手論点を徹底的に克服し
・演習中心の学習を継続することで
簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。
スタディングは、私自身が実際に使用して簿記論・財務諸表論に初受験で同時合格できた講座です。
価格が安いため不安に感じる方もいるかもしれませんが、講義の質や問題のレベルは十分に高く、
正しい勉強法で学習すれば合格は十分可能です。
これから簿記論の受験を検討している方は、ぜひ一度スタディングの講座内容を確認してみてください。
これから税理士試験を目指す方や、予備校選びで迷っている方にとって、スタディングは有力な選択肢の一つになると思います。






