税理士試験の簿記論を受験するにあたり、
・「大原の直前対策模試は受ける価値があるのか」
・「本試験対策として本当に効果があるのか」
と疑問に感じている方も多いと思います。
簿記論は、単に知識を覚えるだけでは合格できません。限られた120分の中で、
大量の資料を正確に処理し、得点できる問題を確実に積み重ねる実戦力が求められます。
その実戦力を身につけるうえで、模試は非常に重要な教材です。
私自身、本試験の約4ヶ月前から大原の簿記論の模試を解き、その後の本試験で簿記論・財務諸表論に同時合格しました。
また、通信講座を中心に学習しながら市販問題集も併用していたため、
複数の問題の傾向と比較しながら模試の特徴を客観的に把握することができました。
この記事では、大原の直前対策模試を実際に解いた体験をもとに、
・模試の難易度
・本試験対策としての有効性
・メリット・デメリット
・おすすめできる人
について、中立的な立場から詳しく解説します。
なお、簿記論に合格するためには模試だけでなく、どの講座を使用するかも非常に重要です。
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大原の簿記論 直前対策模試とは?【概要と特徴】
まずは、大原の簿記論の直前対策模試の概要と特徴について解説します。
私はメルカリで前年のものを購入したため大原に申し込む場合と一部違う可能性があります。
解いた模試の種類と回数
私が実際に解いた模試は、以下の通りです。
・実力判定公開模試:4回
・プレ模試:2回
・直前対策模試:2回
・全国統一公開模試:1回
・直前予想模試:2回
合計11回分です。
これらを本試験の約4ヶ月前から段階的に解き、本試験直前まで継続して使用しました。
模試は単発で解くだけでなく、継続して解くことで効果を発揮します。
回数を重ねることで、
・時間配分の改善
・処理速度の向上
・弱点論点の克服
といった実戦力を段階的に向上させることができます。
大原の模試の詳細な日程や受験方法については、公式サイトで確認することができます。
模試の目的は「実戦力の強化」
模試の最大の目的は、本試験で得点するための実戦力を身につけることです。
問題集は論点ごとの理解には非常に有効ですが、本試験では複数の論点が組み合わされて出題されます。
そのため、個別問題を解けるだけでは本試験で得点できるとは限りません。
模試を解くことで、
・複数論点を同時に処理する能力
・時間内に解き切る能力
・得点できる問題を見極める能力
を鍛えることができます。
私自身も、模試を解く中で自分の弱点を明確に把握することができました。
例えば、特定の論点で時間を使いすぎてしまうことや、資料の読み取りに時間がかかることなど、本試験前に改善すべき点を発見することができました。
これは問題集だけでは得られない効果です。
私が大原の模試を選んだ理由
私が大原の模試を使用したきっかけは、メルカリで偶然入手したことでした。
しかし、大原の模試は難易度が高く、本試験対策として効果的という評判を以前から聞いていたため、本試験の予行演習として最適だと考えました。
実際に解いてみると、本試験よりやや難しいと感じる問題が多く、実戦力を鍛えるうえで非常に効果的でした。
難しい問題に慣れていたことで、本試験では落ち着いて対応することができたと感じています。
大原の直前対策模試の難易度レビュー
ここからは、大原の直前対策模試の難易度について、実体験ベースで解説します。
結論:本試験よりやや難しい難易度
結論から言うと、大原の直前対策模試は本試験よりやや難しいと感じました。
これは模試を解いた時点での感想だけでなく、本試験を受験した後にも同様に感じました。
模試では、
・処理量が多い
・問題の応用性が高い
・判断が必要な場面が多い
といった特徴がありました。
そのため、模試では時間が足りなくなることもありました。
しかし、この難易度の高さは本試験対策として非常に有効でした。
模試で難しい問題に慣れていたことで、本試験では落ち着いて問題に取り組むことができました。
理由①:問題の癖が強く、理解が求められる
大原の模試には、他の問題集ではあまり見ない形式の問題が含まれていました。
在外子会社や支店が二つある場合の本支店会計、収益認識会計基準、推定簿記、持ち分比率が変わる連結会計などの
難関論点が多く収録されており、理解不足を実感しました。
単純なパターン暗記では解けない問題が多く、論点の本質的な理解が求められます。
これは最初は難しく感じますが、理解を深めるうえで非常に有効です。
模試で解けなかった問題を復習することで、論点の理解が大きく向上しました。
結果として、本試験への対応力を高めることができました。
大原の直前対策模試は本試験対策として有効か
結論から言うと、大原の直前対策模試は本試験対策として非常に有効でした。
その理由は、本試験で求められる「実戦力」を効率よく鍛えることができるためです。
簿記論の本試験では、
・問題文の量が多い
・複数の論点が組み合わされている
・時間制限が厳しい
といった特徴があります。
そのため、単に問題が解けるだけでなく、
・時間内に処理する能力
・得点できる問題を見極める能力
・焦らずに対応する能力
が重要になります。
模試は、これらの能力を鍛えるための最適な教材です。
私自身も、大原の模試を継続して解くことで、これらの能力を身につけることができました。
その結果、本試験では落ち着いて問題を処理することができました。
模試で実戦力が向上したと感じた具体例
特に効果を感じたのは、時間配分の改善です。
簿記論では、すべての問題を完璧に解くことは難しく、得点できる問題を優先的に解くことが重要です。
しかし、最初の頃は、
・難しい問題に時間をかけすぎてしまう
・解ける問題を後回しにしてしまう
といったミスがありました。
模試を繰り返し解くことで、
・解くべき問題
・後回しにすべき問題
を判断できるようになりました。
これは本試験で非常に役立ちました。
時間内に得点できる問題を確実に解くことができるようになったためです。
初回は制限時間をオーバーした状態で50点前後だったものが、
3回解くことにより制限時間内で80点から90点を安定して得点することができました。
模試は弱点発見に最も効果的な教材
模試のもう一つの重要な役割は、弱点の発見です。
問題集では解けていた問題でも、模試形式になると解けなくなることがあります。
これは、
・複数論点の同時処理
・時間制限
・問題文の複雑さ
といった要因によるものです。
私自身も、模試を解くことで自分の弱点を明確に把握することができました。
例えば、
・特定の論点で処理速度が遅い
・資料の読み取りに時間がかかる
といった問題点を発見することができました。
これらを本試験前に改善できたことは、大きなメリットでした。
大原の直前対策模試のメリット
ここからは、大原の模試を実際に解いて感じたメリットについて解説します。
メリット①:理解が不十分な論点を明確にできる
最大のメリットは、自分の理解が不十分な論点を明確にできることです。
問題集では解けていた問題でも、模試では解けないことがあります。
これは理解が不十分であることを示しています。
模試で解けなかった問題を復習することで、理解を深めることができます。
私自身も、模試を通じて理解を大きく向上させることができました。
結果として、本試験への対応力が向上しました。
メリット②:時間配分の感覚を身につけることができる
簿記論では時間配分が非常に重要です。
模試を解くことで、
・どの問題に時間をかけるべきか
・どの問題を後回しにすべきか
といった判断ができるようになります。
これは本試験で非常に重要な能力です。
模試を通じて、この能力を身につけることができました。
メリット③:応用力を身につけることができる
大原の模試には、理解を深めるための問題が多く含まれています。
単なる暗記では解けない問題もあり、理解が求められます。
これにより、応用力を身につけることができます。
応用力は、本試験で得点するために重要な能力です。
メリット④:本試験で落ち着いて対応できるようになる
模試を解くことで、本試験への不安を減らすことができます。
本試験形式の問題に慣れることで、落ち着いて対応できるようになります。
私自身も、本試験では焦ることなく問題を解くことができました。
これは模試の効果によるものです。
模試と講座を組み合わせることで、学習効率は大きく向上します。
模試の実施回数
私は本試験の約4ヶ月前から模試に取り組み、最低でも3周以上解きました。
苦手な問題については、その問題だけを繰り返し解き直すことで理解を深めました。
最初は難しく感じましたが、繰り返し解くことで対応力が向上し、本試験直前には模試で8割以上得点できるようになりました。
この段階で、本試験でも十分に対応できる手応えを感じていました。
大原の直前対策模試のデメリット【実体験ベース】
ここまでメリットを解説しましたが、大原の直前対策模試にはデメリットもあります。
模試を効果的に活用するためには、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。
ここでは、実際に解いた体験をもとに解説します。
デメリット①:本試験より難しいため得点が伸びにくい
大原の模試は、本試験よりやや難しいと感じました。
そのため、最初の頃は思うように得点できないことがあります。
これは決して珍しいことではありません。
模試は実力向上を目的として作られているため、やや難易度が高めに設定されている場合があります。
私自身も、模試では満足のいく得点が取れないことがありました。
しかし、復習を繰り返すことで理解が深まり、徐々に対応できるようになりました。
重要なのは得点ではなく、復習を通じて理解を深めることです。
デメリット②:問題に独特の癖がある
大原の模試には、他の教材ではあまり見ない形式の問題が含まれていました。
これは応用力を身につけるうえでは有効ですが、最初は難しく感じることがあります。
特に、基礎学習の段階では難しく感じる可能性があります。
しかし、復習を通じて理解を深めることで、対応できるようになります。
この経験は、本試験への対応力向上につながりました。
デメリット③:基礎が固まっていない段階では効果が限定的
模試は実戦形式の問題であるため、基礎が固まっていない段階では十分な効果を得られない可能性があります。
基礎が不十分な状態で模試を解いても、理解が追いつかない場合があります。
そのため、まずは基本的な問題を解けるようになることが重要です。
基礎が固まった段階で模試を活用することで、より高い効果を得ることができます。
大原の直前対策模試がおすすめな人・おすすめしない人
ここでは、大原の模試がおすすめな人とおすすめしない人について解説します。
おすすめな人
以下のような人には、大原の模試は特におすすめできます。
実戦力を身につけたい人
模試は本試験を想定した問題であるため、実戦力を効率よく身につけることができます。
本試験で得点するための能力を鍛えることができます。
弱点を明確にしたい人
模試は弱点を発見するために最適な教材です。
自分の弱点を明確にすることで、効率よく学習を進めることができます。
本試験に向けて実戦経験を積みたい人
模試を解くことで、本試験への対応力を高めることができます。
本試験で落ち着いて対応できるようになります。
おすすめしない人
一方で、以下のような人には適していない場合があります。
基礎が固まっていない人
基礎が固まっていない状態では、模試の効果は限定的です。
まずは基礎問題を解けるようになることが重要です。
模試の点数に強く影響されてしまう人
模試の得点は参考値に過ぎません。
模試の結果に一喜一憂するのではなく、復習を重視することが重要です。
大原の直前対策模試の効果的な活用方法
模試は解くだけでは十分な効果を得ることはできません。
ここでは、模試を最大限に活用する方法を解説します。
最も重要なのは復習
模試で最も重要なのは復習です。
解けなかった問題を復習することで、理解を深めることができます。
私自身も、復習を徹底することで理解を深めることができました。
弱点論点を教材で復習する
模試で解けなかった問題は、教材に戻って復習することが重要です。
理解を深めることで、同様の問題に対応できるようになります。
本試験を想定して解く
模試は本試験を想定して解くことが重要です。
時間を測り、本試験と同じ環境で解きましょう。
これにより、本試験への対応力を高めることができます。
大原の模試の詳細な日程や受験方法については、公式サイトで確認することができます。
私自身はスタディングで基礎を固め、大原の模試で実戦力を強化することで、簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。
スタディングの講義は無料で体験できるため、まずは講義の分かりやすさを確認するのがおすすめです。
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スタディングと大原模試の組み合わせは非常に効果的だった
私自身は、スタディングで基礎を固め、大原の模試で実戦力を強化するという方法で学習を進めました。
スタディングで論点理解を深め、大原の模試で本試験形式に慣れることで、効率よく実力を伸ばすことができました。
この組み合わせは非常に効果的であり、簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。
まとめ|大原の直前対策模試は実戦力向上に有効な模試
大原の簿記論の直前対策模試は、実戦力を向上させるために非常に有効な模試です。
模試を活用することで、
・実戦力を身につける
・弱点を明確にする
・本試験への対応力を高める
ことができます。
難易度はやや高めですが、その分、理解を深める効果があります。
模試は本試験対策として有効な教材の一つです。
適切に活用することで、本試験対策に大きく役立ちます。
特に、スタディングなどの通信講座を使用している場合は、問題演習量を補うために模試の活用は非常に重要です。
私自身も、本試験の約4ヶ月前から大原の模試を繰り返し解くことで実戦力を身につけ、本試験では落ち着いて問題に対応することができました。
講座選びで迷っている方はこちら
