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簿記論 財務諸表論

税理士試験は簿記論と財務諸表論どっちから始める?同時に始めるべき理由を同時合格者が解説

税理士試験の簿記論と財務諸表論はどっちから始めるべきかを同時合格者が解説

税理士試験の受験を考えたとき、多くの人が最初に迷うのが、

「簿記論と財務諸表論、どっちから始めればいいのか?」

という問題です。

結論から言うと、簿記論と財務諸表論は同時に始めるべきです。

なぜなら、この2科目は完全に別物ではなく、範囲の大部分が重複しているからです。

実際に学習してみると分かりますが、簿記論の計算ができるようになると、財務諸表論の計算問題のほとんどはそのまま解けるようになります。

私自身、スタディングを使って簿記論と財務諸表論を同時に学習開始し、最終的に同時合格しましたが、「どちらから始めるべきか」で悩む必要はありませんでした。

むしろ重要なのは、

  • 同時に学習を始めること
  • そして計算は簿記論中心で完成させること

です。

この記事では、実体験をもとに、

  • なぜ簿記論と財務諸表論は同時に始めるべきなのか
  • なぜ簿記論の学習が財務諸表論の計算対策になるのか
  • 同時合格するための最適な学習の進め方

を具体的に解説します。

これから学習を始める方は、順序で迷う時間をなくし、最短ルートで合格を目指してください。


簿記論と財務諸表論は同時に始めるべき理由:範囲のほとんどが重複しているため

簿記論と財務諸表論は別の試験科目ですが、学習内容は密接に関連しています。

特に計算については、ほとんど同じ内容を扱っています。

内容がほとんど同じで、一般的に簿記論のほうが計算の難易度が高いです。

つまり、

簿記論で学習した内容が、そのまま財務諸表論の計算に直結します。

この関係性を理解すると、「どちらから始めるべきか」という疑問自体があまり意味を持たないことが分かります。

なぜなら、どちらか一方だけを学習するのではなく、同時に学習するのが最も合理的だからです。

実際、通信講座のカリキュラムも、簿記論と財務諸表論を並行して学習する構成になっています。

私が使用していたスタディングでも、簿記論と財務諸表論は同時に学習を開始する形でしたが、これによって学習効率が下がることはありませんでした。

むしろ、同じ内容を別の視点から繰り返し学習することで、理解が深まりました。

簿記論と財務諸表論を同時に進める具体的な手順は、以下の記事でロードマップ形式で詳しく解説しています。


簿記論の計算ができるようになると、財務諸表論の計算は9割解ける

私自身、簿記論と財務諸表論を同時に学習開始しましたが、計算対策としてやっていたことのほとんどは簿記論でした。

学習時間の配分としては、

  • 簿記論:約8割
  • 財務諸表論:約2割

というバランスでした。

これは意図的に偏らせたわけではなく、結果的にそうなりました。

そして、この学習配分でも、財務諸表論の計算で困ることはほとんどありませんでした。

実際に財務諸表論の計算問題を解いたときの体感としては、

表示や注記などの財務諸表論特有の部分を除けば、9割程度は簿記論の知識だけで解ける

という感覚でした。

つまり、

簿記論の学習そのものが、財務諸表論の計算対策になっています。

このため、財務諸表論の計算のために、別途特別な対策をする必要はほとんどありません。

まずは簿記論の計算力を完成させることが、最も効率的な財務諸表論対策になります。

財務諸表論で新たに対策が必要なのは、

  • 表示方法
  • 注記
  • 理論

などの、財務諸表論特有の部分だけです。


簿記論の計算完成が、財務諸表論の計算対策の完成でもある

私が簿記論の計算が完成したと感じたのは、6月頃でした。

具体的には、

初見の本試験過去問を解いても、合格ラインを安定して超えられる状態

になっていました。

この段階で、計算力は本試験レベルに到達していたと言えます。

そして、この状態になると、財務諸表論の計算問題にも自然に対応できるようになります。

新たに覚える必要があったのは、

  • 表示のルール
  • 注記の書き方

などの部分だけであり、計算処理そのものは簿記論の知識で対応できました。

つまり、

簿記論の計算が完成した時点で、財務諸表論の計算対策の大部分はすでに完了しています。

このため、財務諸表論の計算対策として特別なことをする必要はありませんでした。

むしろ重要なのは、簿記論の計算を確実に完成させることです。


同時に始めるべきだが、学習の軸は簿記論の計算に置くべき

ここまで説明した通り、簿記論と財務諸表論は同時に始めるべきです。

ただし、学習の軸は簿記論の計算に置くべきです。

なぜなら、簿記論の計算力が、そのまま財務諸表論の計算力になるからです。

私自身、学習時間の約8割を簿記論に使いましたが、その結果、財務諸表論の計算も自然に対応できるようになりました。

このように、

  • 同時に始める
  • ただし計算は簿記論中心で進める

これが、同時合格するための最も効率的な学習方法です。

私が使用していたスタディングでも、簿記論と財務諸表論は同時に学習を進めるカリキュラムになっていました。

主要な講座の違いは、以下の記事で詳しく比較しています。

財務諸表論で本当に重要なのは「理論対策」だけ

ここまで説明してきた通り、財務諸表論の計算の大部分は簿記論の学習で対応できます。

そのため、財務諸表論で新たに対策が必要になるのは、主に理論です。

実際に学習してみると分かりますが、財務諸表論は

  • 計算:簿記論で対応可能
  • 理論:財務諸表論で新たに習得が必要

という構造になっています。

つまり、財務諸表論を攻略するための本質は、理論対策にあります。

逆に言えば、計算については簿記論の学習を進めていれば、自然に対応できるようになります。


理論は全範囲ではなく、2割に絞った

私が財務諸表論の理論対策を本格的に始めたのは、4月頃でした。

それまでは、計算対策を優先していたため、理論はほとんど手をつけていませんでした。

正直なところ、理論暗記は面倒で後回しにしていた部分もあります。

しかし、試験が近づくにつれて、「すべての理論を覚えるのは無理だ」と感じるようになりました。

そこで、

覚える理論を大幅に絞る

という方針に切り替えました。

具体的には、スタディングの理論記述練習の範囲に限定し、優先度の高い論点だけを徹底的に暗記しました。

体感としては、

全体の約2割程度の理論に集中した

というイメージです。

このように範囲を絞ることで、短期間でも理論を定着させることができました。

運よく覚えていたところが出題されたため、本試験でも理論問題はほとんど対応できました。


理論は繰り返しでしか定着しない

理論対策で最も重要なのは、繰り返しです。

私の場合、重要な理論に絞ったことで、同じ範囲を数十周することができました。

その結果、

  • 最初は全く書けなかった理論も
  • 繰り返すうちに自然に書けるようになりました

理論は、一度覚えただけでは本試験で書けるレベルにはなりません。

しかし、繰り返すことで、確実に定着します。

このように、

  • 計算は簿記論中心で完成させる
  • 理論は何度も繰り返す

この2つを意識することで、効率的に同時合格を目指すことができます。


理論対策を後回しにしたのは失敗だった

ここで注意してほしいのは、理論対策を遅らせることはおすすめしないということです。

私自身、理論暗記を本格的に始めたのは4月と遅めでした。

計算対策を優先していたことや、理論暗記の負担を避けていたこともあり、後回しにしてしまっていました。

その結果、試験直前は理論暗記の負担が大きくなり、「もっと早く始めておけばよかった」と感じました。

最終的には、覚える範囲を重要論点に絞り、数十周繰り返すことで本試験に対応できるレベルまで引き上げることができましたが、これはあくまで結果論です。

精神的な余裕や、学習の安定性を考えると、理論はもっと早い段階から少しずつ始めることを強くおすすめします。

計算学習と並行して、

  • 講義で扱った理論を確認する
  • 少しずつ暗記を進める

これを続けるだけでも、直前期の負担は大きく減ります。

簿記論の計算完成が最優先であることは変わりませんが、理論を完全に後回しにするのではなく、並行して進めていくことが理想的です。


なぜ多くの合格者が簿記論と財務諸表論を同時に学習しているのか

簿記論と財務諸表論を同時に学習するのは、特別な方法ではありません。

むしろ、これが最も一般的な学習方法です。

なぜなら、この2科目は同時に学習することで、最も効率よく理解できるからです。

実際、どこの予備校も、簿記論と財務諸表論を並行して進める構成になっています。

同時合格を目指す具体的な学習の流れについては、以下の記事で詳しく解説しています。

この記事でも解説している通り、

  • 計算は簿記論中心で進める
  • 理論は並行して対策する

この形が、最も効率的な学習方法です。


簿記論と財務諸表論は同時に始めるのが最も効率的

ここまで読んでいただければ分かる通り、「どちらから始めるべきか」で悩む必要はありません。

同時に始めて、簿記論中心で進めれば問題ありません。

そして、そのために最も確実な方法が、

講座のカリキュラムに従うことです。

講座は、同時合格するために最適な順序でカリキュラムが設計されています。

私自身もスタディングのカリキュラム通りに進めましたが、学習順序で迷うことは一度もありませんでした。

自分で順序を考えるよりも、カリキュラムに従う方が圧倒的に効率的です。

主要な通信講座の比較については、以下の記事で詳しく解説しています。

各講座の特徴や違いを知ることで、自分に合った講座を選ぶことができます。


簿記論と財務諸表論は同時に始め、簿記論中心で進めるのが最短ルート

税理士試験の簿記論と財務諸表論は、どちらから始めるべきかで迷う必要はありません。

同時に始めるのが最も効率的です。

その理由は、

  • 範囲の大部分が重複している
  • 簿記論の学習が財務諸表論の計算対策になる
  • 理論対策だけ追加すれば対応できる

からです。

実際に私も、

  • 簿記論と財務諸表論を同時に開始
  • 学習時間の約8割を簿記論に使用
  • 簿記論の計算完成により、財務諸表論の計算も対応可能

という形で、同時合格することができました。

これから学習を始める方は、

  • 同時に学習を開始する
  • 計算は簿記論中心で進める
  • 理論は重要論点に絞って対策する

この方針で進めてください。

そして、学習順序で迷わず最短ルートで合格したい方は、同時合格を前提に設計された通信講座のカリキュラムを活用するのがおすすめです。

簿記論と財務諸表論を同時に進めるには、最初から並行学習を前提に設計された講座を選ぶことが重要です。

講座ごとの違いや特徴は、以下の記事で詳しく比較しています。

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