スタディング財務諸表論は、価格の安さと効率の良さから、多くの受験生に選ばれている通信講座です。
一方で、「通信講座で本当に合格できるのか」「デメリットはないのか」と不安に感じている方も多いと思います。
私自身、スタディングのみで財務諸表論を学習し、本試験では自己採点72点を取ることができました。
しかし、最初から順調だったわけではありません。
特に理論暗記については、大きく遅れ、不合格を意識した時期もありました。
この記事では、スタディング財務諸表論のデメリットと、その対策を合格者の実体験ベースで解説します。
デメリットを理解し、正しく対策すれば、スタディングだけでも十分に合格を狙うことは可能です。
スタディング財務諸表論のデメリット一覧
理論暗記を自分で管理する必要がある
スタディング財務諸表論の最大のデメリットは、理論暗記を自分で管理する必要があることです。
予備校のように、答練や確認テストによって強制的に暗記させられる仕組みはありません。
そのため、自分で意識して理論暗記を進めない限り、「講義を見るだけ」で学習が止まってしまいます。
実際、私は講義の視聴は継続していたものの、理論暗記には手を付けていませんでした。
講義を見て理解したつもりになっていたため、理論暗記を後回しにしてしまっていたのです。
しかし、4月になり理論記述練習に取り組もうとしたとき、ほとんど何も書けない状態でした。
講義内容は理解していても、「答案として書ける状態」にはなっていなかったのです。
このとき初めて、理論暗記を自分で管理しなければ、合格レベルには到達できないことを実感しました。
私の場合、本格的に理論暗記を始めたのは4月からでしたが、理論記述練習の範囲に絞って暗記を進めることで、本試験では自己採点72点を取ることができました。
スタディングは効率的な講座ですが、理論暗記を自動的に完成させてくれるわけではありません。
自分で理論暗記を進める意識が必要になります。
講座のリリースが遅いため、早期に全範囲を終わらせたい人には不向き
スタディング財務諸表論は、講座のリリースが段階的に行われます。
そのため、最初から全範囲を一気に学習することはできません。
予備校では、前年の秋頃から全範囲の講義が提供されることも多いため、それと比較すると遅いと感じる場合があります。
特に、
・できるだけ早く全範囲を終わらせたい人
・長期間かけて何度も復習したい人
にとっては、不安要素になる可能性があります。
講義の公開ペースに合わせて進めることで、無理なく学習を継続できるという側面もあります。
他の受験生との比較がしにくい
スタディングは通信講座のため、他の受験生との比較が難しいというデメリットがあります。
予備校であれば、答練や模試によって自分の位置を客観的に把握できますが、スタディング単体ではそれができません。
そのため、
・自分の実力がどの程度なのか
・本試験レベルに到達しているのか
が分からず、不安を感じやすくなります。
この点については、模試を活用することで十分に補うことが可能です。
大原の模試については以下の記事で解説しています。
強制力がないため、自己管理ができないと学習が遅れる可能性がある
スタディングは自由度が高く、自分のペースで学習できます。
これは大きなメリットですが、同時にデメリットにもなります。
強制力がないため、学習を後回しにしてしまう可能性があるからです。
実際、私も理論暗記を後回しにしてしまい、4月からのスタートになりました。
スタディングを最大限活用するためには、自分で学習を進める意識が重要になります。
理論暗記が遅れて不合格を意識した時期
私が最も不安を感じたのは、4月の時点で理論をほとんど暗記していなかった時です。
講義は一通り視聴していましたが、理論暗記はほぼゼロの状態でした。
理論の量の多さを前に、
「これは間に合わないのではないか」
と強い不安を感じました。
このままでは不合格になる可能性が高いと感じた瞬間でした。
スタディング財務諸表論のデメリットへの対策
理論記述練習の範囲に絞って暗記する
私が行った対策は、理論記述練習の範囲に絞って暗記することでした。
スタディングの理論記述練習は、重要論点に絞って構成されています。
そのため、この範囲を優先的に暗記することで、効率よく最低限の理論を暗記できます。
重要性の高い範囲に集中することが重要です。
理論暗記ツールを活用して毎日繰り返す
スタディングの理論暗記ツールは、理論暗記に非常に有効でした。
スキマ時間を活用して、繰り返し暗記することができます。
その結果、
・理論が定着する
・穴埋め問題にも対応できる
と、明確な効果を実感できました。
5月頃から明確な手応えを感じ始めた
理論暗記を始めたのは4月からでしたが、5月中頃には手応えを感じ始めました。
それまで書けなかった理論が、徐々に書けるようになったのです。
正しい範囲に集中すれば、短期間でも最低限のレベルに到達することは可能です。
それでもスタディング財務諸表論をおすすめできる理由
合格に必要な教材はすべて揃っている
スタディングには、
・講義
・問題演習
・理論記述練習
・理論暗記ツール
など、合格に必要な教材がすべて揃っています。
私はスタディングを中心に学習し、本試験で自己採点72点を取ることができました。
追加教材がなくても、スタディングの教材だけで合格レベルに到達することは十分可能です。
価格が安く、コストパフォーマンスが非常に高い
スタディングは予備校と比較して価格が安いにもかかわらず、合格に必要な内容は十分にカバーされています。
費用を抑えつつ、効率よく合格を目指すことができます。
理論暗記ツールは特に有効だった
理論暗記ツールは、合格に最も役立った機能の一つです。
繰り返し学習することで、理論を確実に定着させることができます。
通信講座の強みを最大限に活かせる機能です。
スタディング財務諸表論が向いている人・向いていない人
向いている人
・自己管理ができる人
・費用を抑えて合格を目指したい人
・効率的に学習したい人
向いていない人
・強制力がないと勉強できない人
スタディング財務諸表論のデメリットは対策すれば問題ない
スタディング財務諸表論にはデメリットがあります。
しかし、それらはすべて対策可能です。
スタディングは、正しく使えば十分に合格を狙える講座です。
費用を抑えつつ、効率よく合格を目指したい方には、非常におすすめできる講座です。
私自身、理論暗記の開始が遅れた状態からでも、スタディングのみで本試験自己採点72点を取ることができました。
スタディングは、正しく使えば十分に合格を狙える講座です。
特に、
・費用を抑えて合格を目指したい方
・スキマ時間を活用して効率よく学習したい方
には非常におすすめできます。
まずは無料講座で、講義や理論暗記ツールの使いやすさを確認してみてください。
これから税理士試験を目指す方や、予備校選びで迷っている方にとって、スタディングは有力な選択肢の一つになると思います。
私が最終的にスタディングを選んだ理由は、以下の記事で詳しく解説しています。

