税理士試験の簿記論・財務諸表論の受験を検討している方の中には、
- 簿記3級を取ってから始めるべきなのか
- 簿記未経験からでも学習できるのか
- 簿記3級を取らないと講義についていけないのか
と疑問に思っている方も多いと思います。
結論から言うと、簿記3級の資格は必須ではありません。ただし、簿記3級レベルの知識は最低限必要です。
つまり、
- 簿記3級の「資格」そのものは不要
- しかし、簿記3級レベルの「基礎知識」は必要
というのが正確な答えになります。
実際に私は簿記3級の資格は取得しておらず、YouTubeで簿記3級の解説動画を流し見して簿記の基本的な概念を確認した後、そのまま簿記2級の学習を開始しました。
その後、スタディングを使用して簿記論・財務諸表論の学習を進め、最終的に両科目に同時合格することができました。
また、簿記の知識がない状態から学習を始める場合でも、スタディングの簿記入門コースなどを活用することで、基礎から無理なく学習を進めることができます。
この記事では、
- 簿記3級の資格が必要かどうか
- 簿記3級レベルの知識が必要な理由
- 簿記3級を取得せずに学習を始める方法
- 実際に簿記3級未取得から合格した体験談
を解説します。
これから簿記論・財務諸表論の学習を始める方は、ぜひ参考にしてください。
簿記3級の資格は必須ではない理由
簿記論・財務諸表論の受験において、簿記3級の資格は必須ではありません。
税理士試験の受験資格として簿記3級の取得は求められておらず、簿記3級を取得していなくても学習を開始することは可能です。
重要なのは、資格を持っているかどうかではなく、簿記の基礎知識を理解しているかどうかです。
実際に私自身も簿記3級は受験しておらず、YouTubeで簿記3級の解説動画を見て簿記の基本的な概念を理解した後、簿記2級の学習し合格しました。
そのため、簿記3級の資格がないこと自体が、税理士試験の学習において直接的な問題になることはありません。
税理士試験の学習時間については、以下の記事で詳しく解説しています。
簿記3級レベルの知識は最低限必要
簿記3級の資格は不要ですが、簿記3級レベルの知識は最低限必要です。
ただし、ここでいう「必要」とは、簿記3級の試験に合格している必要があるという意味ではありません。
借方・貸方や仕訳といった簿記の基本的な概念を理解していれば、税理士試験の学習を開始することは可能です。
借方・貸方の理解は前提知識
簿記論・財務諸表論の講義では、借方・貸方の基本的な概念は理解している前提で進みます。
講義の中で借方・貸方の意味が一から丁寧に説明されることは少なく、基礎知識として扱われます。
そのため、借方・貸方の意味を理解していない状態で学習を開始すると、講義内容の理解が難しくなる可能性があります。
借方・貸方は簿記の最も基本的な概念であり、簿記3級レベルの知識として身につけておく必要があります。
仕訳の理解も不可欠
税理士試験では、すべての計算問題が仕訳の理解を前提としています。
仕訳を理解していなければ、問題の内容を正しく理解することができません。
仕訳の基本的な考え方も簿記3級の範囲で学習する内容であり、税理士試験の学習を開始する前に理解しておく必要があります。
簿記入門講座を活用すれば未経験からでも学習可能
簿記の知識がない状態から税理士試験の学習を始める場合でも、簿記入門講座を活用することで問題なく学習を進めることができます。
例えば、スタディングには簿記入門コースが用意されており、
- 借方・貸方の基本
- 仕訳の考え方
- 簿記の基礎概念
といった内容を基礎から学習することができます。
そのため、簿記3級の資格を取得していなくても、講座を活用することで税理士試験の学習を始めることが可能です。
スタディングを使用した具体的な学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
簿記3級未取得から簿記論・財務諸表論に同時合格した実体験
ここでは、私が簿記3級の資格を取得せずに、簿記論・財務諸表論に合格するまでの実体験を紹介します。
簿記3級は受験せず、YouTubeで基礎だけ確認して簿記2級を開始
私は簿記3級の資格は取得していません。
簿記の勉強を始める前は、簿記についての知識はほとんどありませんでしたが、YouTubeで簿記3級の解説動画を流し見することで、借方・貸方や仕訳といった基本的な概念を理解しました。
その後、簿記3級は受験せず、そのまま簿記2級の学習を開始しました。
簿記3級の資格は取得していませんでしたが、基本的な概念を理解していたため、簿記2級の学習も大きな問題なく進めることができました。
税理士試験の講義も問題なく理解できた
簿記2級に合格した後、そのまま税理士試験の学習を開始しました。
簿記論・財務諸表論の講義では、借方・貸方や仕訳といった基礎知識は理解している前提で進みますが、簿記2級の学習を通じて基礎が身についていたため、講義内容の理解に大きく苦労することはありませんでした。
一方で、理論については範囲が広く、覚えることも多いため、最初は難しく感じることもありました。
しかし、地道に理論暗記を繰り返すことで少しずつ覚えることができました。
問題演習と復習を中心とした学習で合格
簿記論・財務諸表論の学習では、問題演習と復習を中心に進めました。
具体的には、
- 本番形式で問題を解く
- 解いた問題を繰り返し復習する
- 理解できるまで繰り返し解く
といった方法で学習を進めました。
スタディングの問題演習は本試験レベルの問題が厳選されており、効率的に実力を伸ばすことができました。
最終的に簿記論・財務諸表論の両科目に合格することができ、簿記3級の資格がなくても、基礎知識を理解していれば合格は可能であると実感しました。
スタディングの詳細なレビューについては、以下の記事で解説しています。
それでも簿記2級を取得しておくことは無駄にならない
簿記3級の資格は必須ではありませんが、簿記を2級まで取得しておくことは無駄になりません。
簿記2級を取得することで、
- 簿記の基礎を確実に身につけることができる
- 税理士試験の講義をスムーズに理解できる
- 経理職や税理士事務所への転職で有利になる
といったメリットがあります。
実際に私自身も、簿記2級を取得したことで税理士事務所への転職につながりました。
そのため、税理士試験の学習を始める前に簿記2級を取得しておくことは、有効な選択肢の一つといえます。
簿記2級まで取得するかどうか迷っている方へ
簿記3級の次のステップとして、簿記2級を取得するべきか迷う方も多いと思います。
結論として、簿記2級も必須ではありませんが、学習の理解をスムーズにするうえで有効です。特に、仕訳や計算の基礎が身についていると、簿記論・財務諸表論の講義理解が大きく楽になります。
一方で、スタディングなどの講座を活用すれば、簿記2級を取得せずに直接税理士試験の学習を開始し、合格を目指すことも可能です。
簿記2級の必要性については、実体験をもとにこちらで詳しく解説しています。
簿記3級を取るべき人・取らなくてもよい人
簿記3級の資格は必須ではありませんが、人によっては取得した方がよい場合もあります。
簿記3級を取るべき人
以下に該当する方は、簿記3級の取得を検討してもよいでしょう。
- 簿記の知識が全くない方
- 独学で基礎から学習したい方
- 簿記の基礎を体系的に学びたい方
簿記3級を取得することで、簿記の基礎知識を確実に身につけることができます。
簿記3級を必ずしも取る必要がない人
以下に該当する方は、簿記3級を取得せずに学習を開始することも可能です。
- 簿記入門講座を利用する方
- 簿記2級の取得を目標としている方
- 講座を利用して学習する方
講座を活用することで、簿記の基礎から効率的に学習することができます。
まとめ:簿記3級の資格は不要だが、基礎知識は最低限必要
簿記論・財務諸表論の受験において、簿記3級の資格は必須ではありません。
しかし、借方・貸方や仕訳といった簿記3級レベルの基礎知識は、税理士試験の学習を進める上で最低限必要となります。
一方で、簿記3級の資格を取得していなくても、簿記入門講座を活用することで、基礎から無理なく学習を進めることができます。
私が使用したスタディングには簿記入門コースが用意されており、簿記の基礎から税理士試験の学習まで一貫して進めることができます。
実際に私は、簿記3級の資格は取得せずに簿記2級から学習を開始し、スタディングを使用して簿記論・財務諸表論に同時合格することができました。
簿記未経験や簿記3級レベルから簿財に合格するまでの具体的な学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
これから簿記論・財務諸表論の学習を始める方の参考になれば幸いです。



